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きっかけ -その3-

2009年04月26日
21日の続きです。

90年代の前半、レズAV界に大きなインパクトをもたらしたのはなんといっても FAプロのヘンリー塚本監督作品 でした。「ネコとタチ」シリーズを中心にその映像はそれまでのレズAVの概念やイメージを一変させるもので、リアリズムを追及したものでした。ことばで言えば「情念」というべきものでしょうか。すでに平成時代に入っていましたが、昭和のひなびた町や農村を舞台にした、ドロドロの愛憎劇をレズAVの世界にもたらしたのです。

塚本監督の描くレズはある意味「きれいな映像への決別」でした。 レズキスには「エロい」と同時に「きれい」というイメージがあり、これはおそらく現在でも通用するものだと思うのですが、FAレズ作品はこの「きれい」をかなりの部分、否定するという斬新なものでした。代わりに導入されたのが「リアリズム」であり、「むさぼり」でした。荒井未来さん、上杉愛奈さん、篠原五月さん、中原裕子さん、河村恵美子さん・・・彼女らが見せてくれたキス、接吻はそれまでのレズキスのそれとはまさに一線を画すものでした。 同時にこれは「キス」「接吻」 が単なる前戯や添え物でなく、大きなジャンルたりうることを示すエポックメーキングなものでもあったわけです。

「ネコとタチ」以前はあまりレズに興味なかったという塚本監督は、ある時期とりつかれたようにレズものを撮り続けました。当時FAプロは毎月5~10作品ぐらい出していたと思うのですが、ほとんどがレズ作品という月もありました。当時のメディアはもちろんVHSのビデオであり、主にレンタルユースでリリースされていたため買うと一本一万数千円もしましたが、管理人はほとんど買ったと記憶しています。だから多いときはFA作品だけで5、6万円使っていました。もちろんかなりの負担でしたが、購入しないという選択肢はありませんでした。

初期からのファンの方なら覚えていらっしゃるかもしれませんが、「ネコとタチ」シリーズなどのレズ作品は当初レズオンリー作品ではありませんでした。半分ぐらいは普通の男女のセックスシーンだったように思います。これはこの手にまったく関心ない私にとって唯一の不満でして、何度も何度もメーカーさんに改善要望の手紙を出しました。インターネットやメールなどなかった時代ですからそれしか手段もなかったためですが、それが功を奏したのかはわかりませんがある時期から男女のシーンがなくなるようになりました。当然私は狂喜乱舞しました。当時FA出演されてた男優さんには迷惑だったかもしれません(笑)。 ともかくこの時代がいつまでも続いて欲しいと願ったものです。

そのように管理人レズ・フリークが一番影響を受けたのはこのヘンリー塚本監督作品でした。これを超えるものはいままで無いし今後も現れることはないでしょう。今回私レズ・フリークが撮影した作品群は当然ながらその影響を受けています。特に「熟唾(うれつば)」は最も顕著にその影響が現れた内容と言えるでしょう。(とさりげなく売り込み。笑)

その後レズAV(というよりレズキス作品)界には アロマ企画の「濃厚接吻」「熟女レズ接吻」(ともに鷲本監督作品)やJNSのOSARU監督作品シリーズ、シルヴィア監督作品 など、名作・傑作シリーズがたくさん登場しましたが、やはりコンセプトや設定、接吻の描き方などの点で、私が自分の可能な範囲で追随したかったのはヘンリー塚本作品にほかなりませんでした。(続く)
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